【厳選】Accessの代替ソフト2選!Accessのメリット・デメリットや、代替ソフトの特徴を解説

目次 [非表示]
「Accessが使いにくい」
「Accessの後継となるサービスを探している」
「Accessに代わるデータベースってないかな?」
このような気持ちを抱えていませんか。
Accessは、マイクロソフト社が開発したデータ管理専用ソフトです。
Excelなど他のマイクロソフト製品とも相性が良く、利用している企業も多いのではないでしょうか。
しかし近年では、Accessよりも高性能なデータベースソフトが多く出てきており、乗り換えを検討する方も増えてきました。
この記事では、Accessの代替ソフトを紹介していきます。
コストパフォーマンスが高い製品も紹介していきますので、Accessの後継製品をご検討の方は、ぜひご一読ください!
Accessとは?
Accessとは、マイクロソフト社が提供しているデータベースソフトです。
AccessはWordやExcelなどといったOfficeソフトの一つで、90年代から発売されています。
大量のデータを整理して管理しやすくし、データの検索や集計、出力といった作業を効率的に行うことができるソフトです。
AccessはExcelよりも複雑なデータを管理するのに適しており、多くの企業で顧客管理や販売管理、在庫管理や案件管理などに活用されています。
Accessのメリット
Accessのメリットは、多くのデータを素早く処理できることが挙げられます。
たとえばExcelだと、データが多いと処理に時間がかかったり、フリーズしてしまうこともありますが、Accessはデータベースソフトなので大量のデータ管理に適しています。
容量が2GBあるので、特に小規模から中規模くらいのデータ管理に向いています。
またAccessは単品購入だと22,370円(公式サイト参照)なので、低価格で取り入れやすいところもメリットになります。
そしてWordやExcel、Outlookなど、他のOffice製品との連携も得意なので、他のOfficeツールも使っている場合は使い勝手が良いでしょう。
データを検索・集計・抽出したり、帳票を作成して出力することもできます。Excelよりも比較的入力ミスが起きにくいところもメリットです。
- すばやくデータを処理できる
- 2GBまでならデータ保存できる
- 低価格
- 他のOffice製品との連携ができる
- 多機能
- 入力ミスが起きにくい
Accessのデメリット
Accessのデメリットは様々ありますが、まずは大人数での利用に支障が出ることが挙げられます。
Accessは個人から複数人のデータ管理には適していますが、人数が増えると動作が重くなったり、データ破損するなど不具合が生じることもあります。
また容量は2GBありますが、それ以上の大量のデータ保存には向きません。そのため本格的なデータ管理には適さない場合もあります。
加えてクラウドツールではないため、テレワークや別のパソコンからのアクセスは基本的にはできません。
Windowsのみの製品なので、スマホやMacには対応していないところもデメリットとなります。
また、設定を作った人が異動または退職してしまうと、途端に操作が難しくなることもあります。
Accessの設定には多少の知識が必要なので、初心者がイチから作っていくことは難しい側面もあります。
- 大人数での利用が大変
- 同時編集・同時作業ができない
- 大量のデータ管理には適さない
- 外出先やスマホから接続できない
- 多少のプログラミング知識が必要
- Macユーザーは利用できない
- テレワークに向いていない
- クラウドツールではない
Accessの代替ソフトの特徴とは?
Accessに代わるサービスとしてまず考えたいのが、他のデータベースソフトです。
データベースソフトのなかにはスマホ利用ができるものや、プログラミング知識がなくても利用できるノーコードツール、大人数で利用できる製品もあります。
また、近年はクラウド型のサービスが主流となってきました。
クラウドサービスとは、インターネット経由で使えるソフトで、データの共有や保存ができるサービスのことを言います。
クラウドサービスは、ネット接続できればどの端末からでもアクセスできるので、出張先での利用やテレワークにも活用することができます。
同時作業や履歴の確認も行いやすく、外部連携なども可能なツールが多いので、現代の働き方にマッチした製品です。
またクラウドツールはデータ容量を追加購入できる製品が多いので、大量のデータを管理するような企業におすすめです。
- 他のデータベースソフト
- クラウド型ツール
- ノーコードツール
厳選!Accessの代替ソフトを2つ紹介
ここからは、Accessの代替ツールを2つ紹介していきます。
- PigeonCloud(ピジョンクラウド)
- kintone(キントーン)
順番に解説していきます。
1.PigeonCloud(ピジョンクラウド)
PigeonCloud(ピジョンクラウド)は、株式会社ロフタルが提供するクラウド型のデータベースソフトです。
Accessと同じデータベースソフトであるため、顧客管理やタスク管理、勤怠管理や在庫管理など、Accessと同様の用途に利用することができます。
またAIを使って自動でシステム構築ができたり、RPAのように業務を自動実行できる機能も搭載されています。
そんなPigeonCloudの魅力は、「価格」・「標準機能の充実度」・「サポート力」です。
PigeonCloudは他社と比べても低価格なツールです。
またPigeonCloudは通常プランの他に「同時ログインプラン」があります。こちらは同時に接続するユーザー数で費用を計算するため、利用頻度が低い社員が多くいる場合でも費用負担が少なく、お得に使っていくことができるプランです。
また他社では別途費用がかかるような、「帳票出力」や「ルックアップ自動取得」、「自動採番機能」など高度な機能が標準装備しています。
そしてデータベースの初期構築を無料で行っているほか、導入後も無料で電話やチャット等から相談をすることができます。
PigeonCloudはコスパが高く機能も充実しているため、「なるべく予算は抑えながらも良いものを使いたい!」そんな方にぜひ使っていただきたいソフトとなっています。
- ユーザー数プラン 1,100円/一人あたり
- 同時ログインプラン(利用者数は多いけれど同時に接続する人は少ない場合、お得に利用できる)
- 脱Excel、脱Access、脱スプレッドシート等におすすめ
- 5ユーザー以上から利用可能
- スマホ、タブレットOK
- ノーコード
- さまざまな業務に使える
- AIで業務システムを自動で作成
- 低価格
- 同時ログインプランあり
- データ容量100GB
- サポートが手厚い
- 標準機能が充実
- データ分析機能
- クラウド型、オンプレミス型に対応可能
- チャットツール等との外部連携
- 情報セキュリティマネジメントシステム(ISMS)認証取得
- RPAのように業務を自動実行できるコネクト機能搭載
公式サイト:PigeonCloud
2.kintone(キントーン)
kintone(キントーン)は、サイボウズ株式会社が提供するクラウド型のデータベースソフトです。
こちらも社内のさまざまなデータを管理することができます。
kintoneの魅力を一言で表すとすれば、「直感的な操作性」と「コミュニケーション機能の充実」です。
そして、kintoneは「拡張機能」が充実しているという特長もあります。
kintoneの標準機能ではできないことが、機能を拡張することで出来るようになるのです。
- ライトコース 1,000円/月 1ユーザーあたり(10ユーザー以上)
- スタンダードコース 1,800円/月 1ユーザーあたり(10ユーザー以上)
- ワイドコース 3,000円/月 1ユーザーあたり(1,000ユーザー以上)
- 社内のデータを一元管理
- コミュニケーション機能が豊富
- 拡張機能、外部連携サービスが豊富
- スマホ、タブレットOK
- 直感的な操作性
- プログラミング知識不要
- 認知度の高い製品
- 10ユーザー以上から利用可能(ワイドコースを除く)
公式サイト:kintone
こちらの記事では、kintoneの類似製品としてPigeonCloudを紹介しています。参考になると思いますので、ぜひご一読ください!
Accessの代替ソフト:まとめ
この記事はAccessについて解説してきました。
Accessは90年代に発売されたマイクロソフト社の製品で、これまで多くの人々に利用されてきました。
しかし最近はAccessのようなデスクトップ型のツールよりも、クラウド型のツールの需要が高まっています。
クラウドツールは柔軟性があってさまざまな用途で利用できるなど、多くのメリットがあります。
この記事ではAccessの代替ツールとして2つのクラウド型ツールを紹介しました。
もし気になった製品があれば資料請求や、無料トライアルを試してみてはいかがでしょうか。
関連記事
関連記事
-
データベース2025.08.05【必見】kintoneの生成AI活用事例5つ!生成AI利用のメリットや注意点を解説
-
データベース2025.08.05【必見】kintoneがAIでできることとは? kintoneと連携できるAIサービスやkintone AIラボについて解説
-
データベース2025.08.05【必見】kintone AIラボとは? kintoneのAI機能の使い方や4つの注意点を解説
-
データベース2025.08.04【必見】Accessの活用事例5つ!実際の口コミや類似サービスについて解説
-
データベース2025.07.24【必見】Accessとは?Excelとの違いを比較してみた