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2025.07.30 データベース

【厳選】Accessの代替ソフト2選!Accessのメリット・デメリットや、代替ソフトの特徴を解説

「Accessが使いにくい」

「Accessの後継となるサービスを探している」

「Accessに代わるデータベースってないかな?」

このような気持ちを抱えていませんか。

Accessは、マイクロソフト社が開発したデータ管理専用ソフトです。

Excelなど他のマイクロソフト製品とも相性が良く、利用している企業も多いのではないでしょうか。

しかし近年では、Accessよりも高性能なデータベースソフトが多く出てきており、乗り換えを検討する方も増えてきました。

この記事では、Accessの代替ソフトを紹介していきます。

コストパフォーマンスが高い製品も紹介していきますので、Accessの後継製品をご検討の方は、ぜひご一読ください!


「脱Accessをすべきか分からない」「脱Access後、どんなソフトを使えばいいの?」「コストパフォーマンスの高いサービスを知りたい!」こんな気持...

Accessとは?

Accessとは、マイクロソフト社が提供しているデータベースソフトです。

AccessはWordやExcelなどといったOfficeソフトの一つで、90年代から発売されています。


大量のデータを整理して管理しやすくし、データの検索や集計、出力といった作業を効率的に行うことができるソフトです。


AccessはExcelよりも複雑なデータを管理するのに適しており、多くの企業で顧客管理や販売管理、在庫管理や案件管理などに活用されています。


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Accessのメリット

Accessのメリットは、多くのデータを素早く処理できることが挙げられます。


たとえばExcelだと、データが多いと処理に時間がかかったり、フリーズしてしまうこともありますが、Accessはデータベースソフトなので大量のデータ管理に適しています。


容量が2GBあるので、特に小規模から中規模くらいのデータ管理に向いています。


またAccessは単品購入だと22,370円(公式サイト参照)なので、低価格で取り入れやすいところもメリットになります。


そしてWordやExcel、Outlookなど、他のOffice製品との連携も得意なので、他のOfficeツールも使っている場合は使い勝手が良いでしょう。


データを検索・集計・抽出したり、帳票を作成して出力することもできます。Excelよりも比較的入力ミスが起きにくいところもメリットです。


Accessのメリットまとめ
  • すばやくデータを処理できる
  • 2GBまでならデータ保存できる
  • 低価格
  • 他のOffice製品との連携ができる
  • 多機能
  • 入力ミスが起きにくい

Accessのデメリット

Accessのデメリットは様々ありますが、まずは大人数での利用に支障が出ることが挙げられます。

Accessは個人から複数人のデータ管理には適していますが、人数が増えると動作が重くなったり、データ破損するなど不具合が生じることもあります。


また容量は2GBありますが、それ以上の大量のデータ保存には向きません。そのため本格的なデータ管理には適さない場合もあります。


加えてクラウドツールではないため、テレワークや別のパソコンからのアクセスは基本的にはできません。


Windowsのみの製品なので、スマホやMacには対応していないところもデメリットとなります。


また、設定を作った人が異動または退職してしまうと、途端に操作が難しくなることもあります。

Accessの設定には多少の知識が必要なので、初心者がイチから作っていくことは難しい側面もあります。


Accessのデメリットまとめ
  • 大人数での利用が大変
  • 同時編集・同時作業ができない
  • 大量のデータ管理には適さない
  • 外出先やスマホから接続できない
  • 多少のプログラミング知識が必要
  • Macユーザーは利用できない
  • テレワークに向いていない
  • クラウドツールではない

Accessの代替ソフトの特徴とは?

Accessに代わるサービスとしてまず考えたいのが、他のデータベースソフトです。


データベースソフトのなかにはスマホ利用ができるものや、プログラミング知識がなくても利用できるノーコードツール、大人数で利用できる製品もあります。


また、近年はクラウド型のサービスが主流となってきました。

クラウドサービスとは、インターネット経由で使えるソフトで、データの共有や保存ができるサービスのことを言います。


クラウドサービスは、ネット接続できればどの端末からでもアクセスできるので、出張先での利用やテレワークにも活用することができます。


同時作業や履歴の確認も行いやすく、外部連携なども可能なツールが多いので、現代の働き方にマッチした製品です。

またクラウドツールはデータ容量を追加購入できる製品が多いので、大量のデータを管理するような企業におすすめです。


Accessの代替となり得るソフトの特徴
  • 他のデータベースソフト
  • クラウド型ツール
  • ノーコードツール

厳選!Accessの代替ソフトを2つ紹介

ここからは、Accessの代替ツールを2つ紹介していきます。


  1. PigeonCloud(ピジョンクラウド)
  2. kintone(キントーン)


順番に解説していきます。

1.PigeonCloud(ピジョンクラウド)

PigeonCloud(ピジョンクラウド)は、株式会社ロフタルが提供するクラウド型のデータベースソフトです。

Accessと同じデータベースソフトであるため、顧客管理やタスク管理、勤怠管理や在庫管理など、Accessと同様の用途に利用することができます。

またAIを使って自動でシステム構築ができたり、RPAのように業務を自動実行できる機能も搭載されています。


そんなPigeonCloudの魅力は、「価格」・「標準機能の充実度」・「サポート力」です。


PigeonCloudは他社と比べても低価格なツールです。


またPigeonCloudは通常プランの他に「同時ログインプラン」があります。こちらは同時に接続するユーザー数で費用を計算するため、利用頻度が低い社員が多くいる場合でも費用負担が少なく、お得に使っていくことができるプランです。


また他社では別途費用がかかるような、「帳票出力」や「ルックアップ自動取得」、「自動採番機能」など高度な機能が標準装備しています。


そしてデータベースの初期構築を無料で行っているほか、導入後も無料で電話やチャット等から相談をすることができます。


PigeonCloudはコスパが高く機能も充実しているため、「なるべく予算は抑えながらも良いものを使いたい!」そんな方にぜひ使っていただきたいソフトとなっています。


価格(月額利用料)
  • ユーザー数プラン 1,100円/一人あたり
  • 同時ログインプラン(利用者数は多いけれど同時に接続する人は少ない場合、お得に利用できる)


おすすめポイント
  • 脱Excel、脱Access、脱スプレッドシート等におすすめ
  • 5ユーザー以上から利用可能
  • スマホ、タブレットOK
  • ノーコード
  • さまざまな業務に使える
  • AIで業務システムを自動で作成
  • 低価格
  • 同時ログインプランあり
  • データ容量100GB
  • サポートが手厚い
  • 標準機能が充実
  • データ分析機能
  • クラウド型、オンプレミス型に対応可能
  • チャットツール等との外部連携
  • 情報セキュリティマネジメントシステム(ISMS)認証取得
  • RPAのように業務を自動実行できるコネクト機能搭載


公式サイト:PigeonCloud

2.kintone(キントーン)

kintone(キントーン)は、サイボウズ株式会社が提供するクラウド型のデータベースソフトです。

こちらも社内のさまざまなデータを管理することができます。

kintoneの魅力を一言で表すとすれば、「直感的な操作性」と「コミュニケーション機能の充実」です。

そして、kintoneは「拡張機能」が充実しているという特長もあります。

kintoneの標準機能ではできないことが、機能を拡張することで出来るようになるのです。

価格
  • ライトコース 1,000円/月 1ユーザーあたり(10ユーザー以上)
  • スタンダードコース 1,800円/月 1ユーザーあたり(10ユーザー以上)
  • ワイドコース 3,000円/月 1ユーザーあたり(1,000ユーザー以上)


おすすめポイント
  • 社内のデータを一元管理
  • コミュニケーション機能が豊富
  • 拡張機能、外部連携サービスが豊富
  • スマホ、タブレットOK
  • 直感的な操作性
  • プログラミング知識不要
  • 認知度の高い製品
  • 10ユーザー以上から利用可能(ワイドコースを除く)


公式サイト:kintone

「kintoneの導入を検討しているけど、使っている人の評判や口コミが気になる」「kintoneってどんな企業に向いているんだろう」「自社に合ったデー...


こちらの記事では、kintoneの類似製品としてPigeonCloudを紹介しています。参考になると思いますので、ぜひご一読ください!

「kintoneに似ている製品って何があるだろう」「kintoneと同じくらいのクオリティで、もっと安価なサービスってないかな?」「kintoneとkintoneの...

 Accessの代替ソフト:まとめ

この記事はAccessについて解説してきました。


Accessは90年代に発売されたマイクロソフト社の製品で、これまで多くの人々に利用されてきました。


しかし最近はAccessのようなデスクトップ型のツールよりも、クラウド型のツールの需要が高まっています。

クラウドツールは柔軟性があってさまざまな用途で利用できるなど、多くのメリットがあります。


この記事ではAccessの代替ツールとして2つのクラウド型ツールを紹介しました。

もし気になった製品があれば資料請求や、無料トライアルを試してみてはいかがでしょうか。


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この記事を書いた人
PigeonCloud編集部 PigeonCloud Editorial Department
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